高層気象観測(GPSゾンデ観測)

高層気象観測とは

毎日2回、気球にラジオゾンデ(気象観測器)を吊り下げて飛揚し、大気中の気圧、気温、湿度、風向、風速、高度を観測しています。これを高層気象観測と言います。高層気象台では、GPSゾンデと呼ばれる気象観測器を使用しています。

高層気象観測は世界各国の約700か所で行っており、世界中の全ての場所で同時刻(日本では9時と21時)に観測をしています。このほか、台風接近時などには臨時に観測を行うことがあります。

GPSゾンデ放球時の様子

GPSゾンデ放球時の様子

GPSゾンデについて

GPSゾンデは、気圧センサ、気温センサ、湿度センサ、GPSアンテナ、電子基板などで構成されています。

RS92-SGPJ型GPSゾンデの性能
要素測定方法分解能
気圧 シリコンセンサを使用 0.1hPa
気温 静電容量式ワイヤ温度計を使用 0.1℃
湿度 薄膜静電容量式加熱2センサ湿度計を使用 1%
風向 GPS信号から算出
風速 GPS信号から算出 1m/s
高度 GPS信号から算出 1m
GPSゾンデ

GPSゾンデ

GPSゾンデ

GPSゾンデの外観と内部

高層気象観測結果の例

グラフの縦軸に気圧や高度を、横軸に気温、湿度、風向、風速などの気象要素を取ることにより、上空の大気の状態を表す図を作成することができます。

高層気象観測のグラフ例

高層気象観測のグラフ例