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毎日2回、気球にラジオゾンデ(気象観測器)を吊り下げて飛揚し、大気中の気圧、気温、湿度、風向、風速、高度を観測しています。これを高層気象観測と言います。高層気象台では、GPSゾンデと呼ばれる気象観測器を使用しています。
高層気象観測は世界各国の約700か所で行っており、世界中の全ての場所で同時刻(日本では9時と21時)に観測をしています。このほか、台風接近時などには臨時に観測を行うことがあります。
GPSゾンデ放球時の様子
GPSゾンデは、気圧センサ、気温センサ、湿度センサ、GPSアンテナ、電子基板などで構成されています。
| 要素 | 測定方法 | 分解能 |
|---|---|---|
| 気圧 | シリコンセンサを使用 | 0.1hPa |
| 気温 | 静電容量式ワイヤ温度計を使用 | 0.1℃ |
| 湿度 | 薄膜静電容量式加熱2センサ湿度計を使用 | 1% |
| 風向 | GPS信号から算出 | 1° |
| 風速 | GPS信号から算出 | 1m/s |
| 高度 | GPS信号から算出 | 1m |
GPSゾンデ
GPSゾンデの外観と内部
グラフの縦軸に気圧や高度を、横軸に気温、湿度、風向、風速などの気象要素を取ることにより、上空の大気の状態を表す図を作成することができます。
高層気象観測のグラフ例